メッセージ | NTPO

弦楽器のみなさまへ

～弦楽器団員からのメッセージ～

ご存知のとおり、弦楽器の役割は、オーケストラ全体の音楽の基盤を支えながら、時に主役としてメロディを奏でる重要な役割を担っています。総じて、弦楽器は管弦楽の「土台」と言える存在です。

そのため、私たちは、ゲストコンサートマスターに豊富な知識、経験を持つ佐々木実美先生をお迎えしています。全ての合奏でゲストコンサートマスターを務めてくださるだけではなく、弦トレーナーとして弦分奏のご指導もしてくださいます。

●合奏ではゲストコンサートマスターが、指揮者の示す音楽の方向性に合った、弓使い、弓のスピード、弓の位置などオーケストラが責任を持つ範囲の模範をリーダーシップをもとに示してくれるため、皆さんを、さらなる高みに導いてくださいます。（合わせ方なども分奏でご指導いただけます）。

●弦分奏においては、弦楽器奏者としての丁寧な演奏指導も受けられます。（左右の手をどう動かすか等、具体的な内容を含む）。

●低弦セクション（チェロ・コントラバス）も、団員として参加している専門教育を受けた先輩チェロ奏者によるアドバイスを受けられます。

これらの指導を、合奏の場で実践できるかどうかはみなさんの普段の個人練習にかかっていますし、恵まれた環境を生かしていくためには、合奏/分奏への積極的な参加が求められます。

指導の内容は、中程度の技術を要求されるものも含まれますので、４年程度の個人レッスンや、オーケストラ経験がある方だと、無理なく楽しく、ご参加頂けると思います。

とても、楽しく、勉強になる場です！